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日程
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会場
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研修種類
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定員
- 2015年10月1日9:45~17:30
開催終了【開催名:151001_07_札幌西区】
北海道札幌市
発寒本部研修センター<発寒中央駅/徒歩12分>6時間研修
講義07--名
第4章・「薬事関連情報・安全対策」に関するご質問 | |
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ご質問 | 「薬事関連情報・安全対策」講義の「医薬品の販売演習」の2つ目の事例で、高血圧の方にエフェドリンが配合されたかぜ薬を販売してもいいのでしょうか? |
回答 | 「ベンザがほしい」という、指名買いのお客様に対するかぜ薬の販売事例です。 患者さんの情報は、「医薬品の販売演習」の最初のページにある「情報提供時の確認事項」①から⑩に対応しています。また、最初の「睡眠改善薬」のケースで 説明しているように、記載されていない項目は「とくにない」ものとします。 そこでご質問のケースですが、 ① 68歳 ③ 男性 ④ かぜをひいている。熱は高くないが、のどが痛く、鼻水がつらい ⑤ 高血圧だと医者に⾔われている ⑧ あり ということで、この患者さんは「高血圧だけれども、他の薬剤の使用状況(②番)がないことから、治療が必要なほど重篤ではない」と判断できます。 そこで3つの医薬品の処方を見ると、「使用上の注意」で高血圧の方が使用してはいけないとされているのは「プソイドエフェドリン」が配合された『ベンザブロック Lプラス』だけです。メチルエフェドリンが配合された医薬品は、高血圧の方は「相談すること」には記載されますが、使用してはいけないわけではありません。 実際の接客では、高血圧の程度によってアドバイスが必要ですが、今回のケースは、 ・同じ薬の使用経験(⑧番)がある ・高血圧は治療が必要なほ どではない という理由から、メチルエフェドリン配合薬であっても使用に問題はないとしています。 |