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日程
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会場
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研修種類
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定員
- 2017年6月29日9:45~17:30
開催終了【開催名:170629_11_小山】
栃木県小山市
小山市立文化センター<小山駅/徒歩7分>6時間研修
講義11--名
第4章・「薬事関連情報・安全対策」に関するご質問 | |
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ご質問 | 『「使用上の注意」解説【糖尿病】①』のページ。 「高血糖:HbA1c6.1%」という資料だったが、これはJDS値なのか? |
回答 | HbA1cにはもともと、日本で使われていた値(JDS値)と国際標準の値(NGSP値)がありましたが、2012(平成24)年4月に日本が世界標準に合わせる形でHbA1c値の表記をNGSP値に変更しました。 JDS値とNGSP値の差は値の大小によって少し変わりますが、高血糖の判断基準前後ではプラス0.4%です。このため、これまでJDS値6.1%以上を高血糖の指標としていた日本でも、現在ではプラス0.4の6.5%以上が高血糖の指標となっています。 そこで、ご質問に対する回答ですが、厚生労働省でまとめられた「重篤副作用疾患別対応マニュアル:高血糖」は、2009(平成21)年5月に作成されたものです。そのため、「高血糖:HbA1c6.1%」は、JDS値です。 なお、厚生労働省に確認したところ、このマニュアルも作成開始から10年程度経過したことから、重篤副作用総合対策検討会で改定作業が始まっているようです。 7月3日には重篤副作用疾患別対応マニュアルの「スティーヴンス・ジョンソン症候群」と「中毒性表皮壊死融解症(中毒性表皮壊死症)」について、改訂版を公表しています。 http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/tp1122-1a.html |